Return to site

同質化するファッションブランド

· DeepValley

こんにちはDeepValley(ディープバレー)です。

ここ十数年でアパレル業界は斜陽と言われ続けているのですが、実際に業界にいるとなおさら感じます。

その要因の一つに「デザインの同質化」つまり全部同じような商品に見えるということです。

理由としては下記の様な事が挙げられます。

海外コレクションからの情報源。
生産に商社もしくはOEM/ODMを利用する事で、生地背景など生産背景が同じ
ブランド自体のコンセプトが乏しくカルチャーが無い。

小難しく話すと様々な理由がありますが、ほとんどのブランドが上記の理由に当てはまります。

これはオリジナルブランドだけに限らず、セレクトショップなどのお店も同じで、店の内装も似ていれば、セレクトされているブランドもだいたい同じです。

さらにはセレクトショップのオリジナル商品でさえも同質化してしまっている状態です。

どこもかしこも同じブランドとのコラボ

根本的な企画・生産事情に加えて、施策でも同質化が進んでいます。

その一つがコラボレーション。

チャンピオンとかディッキーズ、ヘインズといったブランドはどれだけのブランドがコラボしてるのでしょうか。

それらのブランドは「別注」「コラボ」「ダブルネーム」と銘打って展開されるのですが、一般的にみて違いはわかりません。

Aのブランドでは黒がある。Bのブランドではネイビーといった具合に、ただお店によって色展開が差別化されているか、ブランドのロゴが入ってるかどうかの違い程度しかありません。

チャンピオン、ディッキーズ、ヘインズなどはベーシックなブランドであり、価格も控えめなこと、既に実績も豊富なブランドで消費者も買いやすいことから、売上に繋がっているだろうには間違いないんでしょうが、それにしても多いです。

ブランディングがどうこうや、普段バッティング云々かんぬんなんて言ってるブランドもこれらは例外と考えている様です。

昔から人気ブランドはどこでも扱われていましたが、店作りを差別化したり、無名ブランドをなんとか売ろうとする努力はひと昔前の頃の方があったかと思います。

同じものが並び、価格競争が起きる

先日あるファッションビルのリーシング担当の方とお話させていただいていたのですが、どこのショップも言ってることが同じで、展示会を見ても違いは全くわからないんです。

なので、テイストなどで判別するわけではなく、価格帯や事業規模を検討材料にしてしまう。

と言っていました。

これはオーダーメード感覚で展開されているブランドが増え始めてる事が理由なのではないかと思います。

様々なサービスが生まれて、今では一枚からでも洋服ができてしまいます。

そういった背景からも、インスタグラマーなどのインフルエンサーがファッションブランドを始めます。

それらの多くは既存に溢れかえっている商品の中から、自分の好みにオーダーメードするかの様な感覚で作られた様な商品ばかりで、一般的に流通している商品との違いは乏しいです。

インフルエンサーに限らず、多くの企業やブランドに所属するデザイナーも同じです。

すると、価格競争が始まり、ユニクロやGUなどに一小規模ブランドが勝てるわけがありません。

人は価値観をしっかりと理解したうえでしか、値段には納得しないです。

業界が本当に価格競争をやめたいと思うのなら、この背景を再考する必要があります。

自分たちの武器を磨く為に

独自性が強そうに見えるアパレル業界ですが、意外と競合他社の事をすごく気にする傾向にあります。

コンペチターを意識するということは普通ですが、同じ事をするというのはいかがなものかと。

よく小さなブランドが母数を拡げるためと、海外の開拓に力を入れようとします。

国内のブランドの多くが海外に通用しない理由の大きな部分がこの同質化という部分です。

自分たちが何を作りたいのか、自分たちのお客は何をすれば喜んでくれるのか、もう少し、自分のブランドとちゃんと向き合うところから始める事でが大事なのではないでしょうか。

その為の一歩として、既存の業務の効率化を模索するところから始めませんか?

 

弊社の展開する【AYATORI】では煩雑になりがちな生産業務を改善させ、効率化を図れます。

 

そうやって生まれた時間を本当に必要な戦略的な事を模索する時間に充当しましょう。

 

▽【AYATORI】の詳細はこちら▽

All Posts
×

Almost done…

We just sent you an email. Please click the link in the email to confirm your subscription!

OKSubscriptions powered by Strikingly