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うにくまは見た!

シャツの謎〜生地編〜

みんな知ってるシャツの生地、その奥深き世界!

· うにくまは見た!

こんにちは!うにくまです。

暑いのが苦手なのでとうとう夏がきてしまい途方に暮れています。

今日のテーマはシャツ!

シャツ生地とは言ってもいろいろな素材がありますが、今日は綿のシャツ生地を主に作られている工場さんにいってきました!

うにくまは生地が大好きで、好みの生地に出会うとそれの切れ端を常に持ち歩いたりするのですが、さまざまある中でも、シャツによく使われる綿ブロードという生地は大好物の部類なのです!(よだれ)

そんな生地がどんなものから

どんな機械を使って

どんな風に作られるのか・・・

うにくまが見た!ものを読みやすい長さにまとめました!

ぜひ最後まで読んでいってくださいね!

 

 

生地はあらゆる種類の糸からつくられる

 

 

今回お邪魔したのは、静岡は浜松の機屋(はたや)さん。

まず見せてくれたのは、定番で使っているという『織糸(おりいと)』。

みなさん、「鶴の恩返し」や「七夕の織姫」の話などで機織りについてはほんの少し、触れたことがあるのではないでしょうか!

生地はこの糸を縦横で通すことで、面になっていくわけです。

ちなみに中島みゆきさんの歌にもある、タテ糸とヨコ糸。

実は漢字で書くと、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)です。

経度と緯度の感覚で覚えてもらえるといいと思います!

今年は綿(わた)が特にいいものもある反面、定番で使っているものの中にはあまり綿(わた)の出来がよくないものもあるんだとか。

織糸には番手があって、数字が大きくなるほど糸は細くなるよ。

普通にお裁縫するミシン糸が60番手とすると、こちらは40番〜200番までをつかったシャツ向きの素材を作ってらっしゃいます。

見よ!この織機(しょっき)にかかった美しい経糸たちを!

 

 

 

"ならでは"の生地作りにある、見えない工夫

 

 

160〜200番手というと、じつは綿糸のなかでも相当細い部類です。

なかなかみなさん、それらの製品には出会うこともないかもしれません。

なぜなら繊細な生地になればなるほど、縫う工場の腕も必要になってくるからです。

160番手が使われたこの生地の触りごごちは、綿とは思えない滑らかさ。

タテとヨコに糸が走っているものの集合体なのに、一糸乱れず整列していて、肌触りもさらさらつるん・・・!

このクオリティのために、織機が並ぶ部屋は常に湿度を一定に管理されていました。

工場の写真、右奥に配置されたこの加湿器。

地下水を組み上げて循環させているそうで、常に湿度をコントロールしています。

使う糸によっては、湿度の度合いも変更する必要があるんだそう。

また、この織機は通常最大6000本の経糸を使用する織機でありながら、最大12000本まで通せるようにしているそうです。生地幅いっぱいにぎゅんぎゅんの経糸・・・!!

 

下の写真は全て経糸〜!!

まるで美しいそうめん!!とうにくまは思いました。

これだけの数の経糸は人の手で通していくわけですが、通し方も一列一列ずらしていく独自の規則性があるのだそう。

 

日本各地には、職人が長い時間をかけて織機を改造・工夫し、遊びを加えた独自の技法によって裏打ちされた技術力の高さを謳えるこのような工場が、実はたくさんあります。

そうして作られた生地は多くのブランドから愛され、皆さんが知っているあのブランドこのブランドにも使われているんですね。

シャツ生地などの定番ものの強みでもありますね〜

 

 

織機ってこんな感じ

みなさん、織機ってご覧になったことありますか?

こちらの機屋さんで使われているのは、シャトル織機といいます。

こんなかんじです!!

そして〜

これの〜

右側!

ここの、右のところ!!

経糸の段が二段に分かれてるんですね。

二股に分かれてるところ!

この後ろ側を見てみると・・・

動画!!動画でよーく見てください!!(せわしない)

 

なんか行ったり来たりしてるのわかりますか?

 

これが緯糸です!

こいつです!!

シャトルっていいます!

シャトルに糸を巻いたボビンを入れて、高速でそれを行き来させ、経糸の間に通して織っていくんです〜

このシャトル、動画で見る通りかなり高速で行き来しますが、こんな感じで先端が尖っているんです。

 

調整を誤ったり、消耗して割れたりして、機械から外れて吹っ飛んでくることもあるそう。

けっこうひやっとしますよね。

 

 

今回はかなり専門的な内容が多かったので、すごくわかりやすい部分だけまとめてみました〜

浜松は、餃子もあるしさわやかのハンバーグもあるけど、遠州織物の産地!

和装の生地も織られていて、染めが有名な産地も生地そのものは遠州で織られていたりするから、産地の人たちは「遠州はちょっと器用貧乏なんだよね」って言っていた。

でも、そんな中でも、大きなブランドでたくさんの人の手に届くプロダクトの根っこを力強く支えていて、背景にはこういった機屋さんがいるんだね。

シャツという万人アイテムだからこそ、素材にそこまで目がいかないこともあるかもしれないけれど、その生地には、こんなに工夫と長年の経験が生かされていたりするんだよなあ〜と、とても勉強になったうにくまなのでした。

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