こんにちは、DeepValley国久(くにひさ)です。
もう早いもので2月最終週です。
最近ぽかぽか陽気の日が度々あって、とても幸せな気分になります。
春が近いことを予感させますね。花粉症の方は憂鬱な時期なのでしょうが、、、(*_*;
さて、弊社では現在、縫製仕様書のデジタル化・形式統一化に向け開発を進めています。
(詳しくはこちら)
アンケートをはじめ、たくさんの方にヒアリング及びオリジナル仕様書を見せて頂くなどご協力頂いており、誠に感謝しております。ありがとうございます!!
現在、形になろうとしている最中です。が、やはりなかなか難しいですね~。。
これまで縫製仕様書の形式を統一化できていなかった理由の一つとして、いろいろなニーズがあったんだなぁとそれぞれの背景を知ることで痛感しました。(分かってはいましたが改めて、、)
でも、諦めずに最適解を求めて頑張っています。
縫製仕様書の形式統一化の終着点は製造トラブルのリスクを最小限にすること、
つまり「縫う人が見やすく分かりやすい形式で指示に抜けモレがない」ことはもちろんのこと、「書く人が抜けモレがなく指示しやすくすること」がとても重要になると思っています。
前者はこの前訪問した縫製工場のスタッフさんを想像しながら、後者は遠い昔の服飾専門学校時代を思い出しながら(丸縫いしていた時代)、いろんな立場に立って(想像して)うーんうーんと考えています。
が、やはり限界がありますので、実際業務を行っている方々に引き続きフィードバックやアドバイスにご協力頂けますと幸いです・・・!(1日お手伝いとかしたいくらいです)
加えて、時期的にお忙しい方もいらっしゃると思いますが、近々アンケートに記載した座談会も行いたいと計画中です。詳細は追って、何卒よろしくお願いします!
縫製仕様書デジタル化のその先
一方で、縫製仕様書の形式が統一されるだけでは製造トラブルは減りません。
当たり前ですが、中身の指示が正しくないといけないのです。
前回のアンケートでも、仕様書に関して困っている事として「パターンと仕様書の指示が異なる」というご意見を多数頂きました。
あるベテランパタンナーの方に、なぜこのようなことが起きるのかご意見を伺ったところ、最近は外注のパタンナーさんが多い、つまり企画/デザイナーとの情報共有不足がひとつの原因では、とのことでした。
なるほど!社内のパタンナーさんと違って情報共有がし辛い為、そのような事が生じてしまう、と。
どうすれば減るんですかね~
・・・ん?待ってください、情報共有不足??
AYATORIで解決できますね!!
(出た!)
AYATORIは縫製仕様書上にLINEグループのような機能を持てるので、必要なメンバーが参加することで必要情報の抜けモレを確認し合って埋めることができます。
例えばパタンナーから企画へ、縫製工場からパタンナーへ、
AYATORIのコメント機能を用いて不明点を確認、その場で仕様書自体の内容の修正をする事ができます。常に最新版の縫製仕様書が確認可能となります。
また、縫製仕様書の修正箇所が履歴に残るので、誰がどこを修正したか後ほど確認もできます。
あとはAYATORIにCADデータのプレビュー機能を付けることで、今までパターンデータを確認できなかった人(例えば生産管理とか)が確認できるようにすることも情報共有において有効ではないでしょうか。
一方、情報共有不足以前に、ベテランの方々からは企画やパタンナーのスキル不足が問題という声もあることでしょう。その場合も、AYATORIは有効です。
みんなで補完し合い、相談して指摘し合って仕様書を完成させ、それを各々がナレッジ化することができます。(集合知の理論ですね)
みんなで作り上げていくことができるのがAYATORIなのです。
もちろん、上記以外やこの先のデジタル化メリットもたくさんありますが、今日はこの辺で。
引き続き製造トラブルゼロに向けて、頑張りますのでよろしくお願いします!