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アパレルの手書き縫製仕様書をデータ化し言語翻訳を実現する新機能「AI-OCR機能」を、2020年春リリース

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「AYATORI」の開発・AYATORIメディア運営を行う株式会社DeepValley(東京都港区、代表取締役:深谷玲人)は、アパレル業界の生産業務を効率化しよりよいモノづくりができる環境を提供する「AYATORI(アヤトリ)」にAI-OCR機能と言語翻訳機能とデジタル縫製仕様書、検品書、加工指示書の新機能を2020年春にリリースする予定となりました。

「AYATORI(アヤトリ)」(https://www.deepvalley.co.jp/ayatori)はアパレル業界のデジタルトランスフォーメーションを目指し開発された、業界特化SaaS (サービスとしてのソフトウェア)です

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今回新たにリリースを予定している機能は下記の3点です。
 

①デジタル縫製仕様書、検品書、加工指示書

②AI-OCR機能 ※AI→人工知能 ※OCR→光学文字認識

③言語翻訳機能

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この3つの機能をAYATORI上で活用することで、手書きの紙、かつ様々なフォーマットで管理されている縫製仕様書(衣類の設計図)のデジタル化を可能にし、デザイナーや生産管理、パタンナーなどの、ものつくり業務も手書きからの脱却やペーパーレス化とデータ化、デジタル化、業務効率化を実現できます。

さらに90%以上の衣類製造が国外で行われる中、デジタル化した仕様書のデータを翻訳することを可能にすることで、翻訳にかかっていた時間とコストを削減するだけでなく、海外のアパレルブランドの製造を国内の商社やOEM企業が受けることが可能になることで日本の繊維業界の活性にも繋がり、サプライチェーン全体の生産力が向上することで、従来より製造ロット低下、コスト削減、リードタイム短縮などが見込める可能性があります。

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※上記②③の機能はAYATORIとは別サービスになりますので弊社までお問い合わせください

AYATORIを活用し、「ものつくりの出発点からのデジタル化」を行うことで複雑なアパレルのサプライチェーン全体のデジタルトランスフォーメーションを実現し、情報の一括管理が可能になります。
 

従来のサプライチェーンでは、専門的に分業化されておりコミュニケーションの量や⼿段が多く(FAX,電話,メール,チャットなど)、その上、アナログであることから全員で最新の情報を共有できず、業務の瑕疵や漏れや遅れに気付くことが難しい状態。それが故に、ヒューマンエラーやトラブル、⼿戻りなどが発⽣し、時間もコストもかかるのが現状です。

デジタル管理により、必要なコミュニケーションをAYATORIで⾏い、全員で最新の情報を共有し、業務を重複させずに遂行を可能にすることで、時間やコストの劇的な効率化や大幅な削減を可能にします。

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今後はこのAYATORI上に蓄積された自社の製造ビックデータを基盤に、従来の業務の効率化や、その他ファッションテックサービス、基幹システム、POS、EC、受注システム、物流、資材、検査、JAN、CAD、請求システムなどとの連携を進め、川上から川下までをデジタルでつなぐプラットフォームサービスを実現し、よりよいクリエイションや、よりよいものづくり、戦略立案などといった重要な業務に業務時間を割くことのできる環境を創造して参ります。