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AYATORIは考えた、アナログなアパレル業界だからこそアナログにも向き合うのだと。

オンライン上のアプローチだけでなく、オフラインでも「製造トラブル『ゼロ』に」を目指す、AYATORIの取組みについてのご紹介

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株式会社DeepValley(本社:東京都港区、代表取締役社長 深谷玲人 以下当社)は製造トラブルをゼロに!を目指し、AYATORIを開発・提供しておりますが、コミュニケーションや進行管理、アパレルビジネスについて学べる場を提供する為の取り組みとして、ファッション業界に従事される皆様に向けてオフラインイベントなどを開催しています。

<取り組みの背景>
アパレルのモノ作りはアナログ運用されている部分が多い上、感性や感覚的な部分があり、職人気質な人も多いことからテクノロジーの進化が他業界に比べ遅れています。
アナログが故に非効率で、製造トラブルも非常に多く、需要予測も難しい状態です。
課題は多いものの、我々はシンプルに『顧客の購買意欲を掻き立てるような付加価値の高い製品を作り出すことのできる環境が存在しない』ことこそが『アパレル業界最大の課題』と考えています。
とはいえ、急な変化には対応しきれないという声もあるため、身近な部分からITに親しんでもらうことを目的とし、イベントを不定期に開催しています。

<これまでに行った取り組みについて>
◆テーマ1:「AIとアパレルはどう付き合うべきか」


昨今のアパレル業界はファッションテック戦国時代と言えるでしょう。
業界としても『変わらなければいけない』そうわかっていても何から始めれば良いのかわからない。
「AI」というバズワードだけが先行される中で、実際に人工知能の活用し、売上向上や需要供給予測、トレンド予測などは実現されるのか?などの疑問を現場の最前線で活躍する方の話しを伺いながら、次の一歩を踏み出すきっかけを作る場となりました。
●対象テーマ:「AI」
●開催:2018年11月20日
●当日の様子

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◆テーマ2:「オウンドメディアの作り方」
「AYATORI」が目指すアパレル業界の未来』というテーマで生産工程を軸としたアパレル業界の未来。ファッション業界のご意見番である南充浩氏とファッションメディアStylePicks代表の深地雅也氏による「オウンドメディアの作り方」をテーマにしたトークセッションと、アパレル業界で幅広くご活躍されている約30余名の皆様とオウンドメディアやwebサービスに関して知見を深め、熱く盛り上がった会となりました。
●対象テーマ:「オウンドメディア」「生産管理」
●開催:2019年2月7日
●当日の様子

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◆テーマ3:「今更聞けないアパレル生産管理の話」
アパレル生産管理って、何となくのイメージはあるけど実際にどんな仕事をしているのか、アパレル業界で働く肩にとっても詳しくは知らない、また実際やってはいるけど効率良く進めるにはどうやればいいか分からないという方もいらっしゃります。
トラブルなく生産を行うための工夫や、いろいろな人と関わって進行管理をする際に絶対知るべきポイントと基礎知識など、生産管理の話について学べる機会となりました。
アパレル業界に限らず、他領域の生産管理の方、いろいろな人と関わって進行管理をするWEBディレクターや媒体進行管理などのご職業の方々にも勉強になる内容でした。
●対象テーマ:「生産管理」
●開催:2019年6月6日
●当日の様子

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◆テーマ4:「アパレル生産管理マスターへの道」
前回好評を得た生産管理を再度テーマとし、アパレル生産管理の実務をされている方々をメインにスキルアップを目指し、様々な事例に応じた問題解決方法や、弊社で提供しているAYATORIを使用した、進行管理をする際に抑えておくべきポイント、業種・プレイヤー毎に違うコミュニケーションの解説も交えながら生産管理について学べる機会となりました。
●対象テーマ:「生産管理」
●開催:2019年7月25日
●当日の様子

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<その他の取り組みについて>
プロジェクト①:仕様書の統一に向けた取り組み
プロダクトの起点である縫製仕様書においては大多数が紙でのやりとりで行われている事実に着目しました。
各事業会社によって使用する仕様書の形式がバラバラな上、手書きや紙での郵送、FAXによるアナログなやりとりによって業務が煩雑化していることに疑問を感じています。
またその弊害として、事業会社間での情報共有時に必要項目の記入漏れなどが発生し、それが要因となり製品トラブルに繋がってしまっている事例が散見しておりました。
そこで、そういったトラブルの助力になればと当社で二つの取組みを推進するに至りました。

①当社で提供している「AYATORI」の新機能として、WEB画面上で入力・修正が可能なデジタル縫製仕様書を開発(年内実装予定)
今回提供させていただくフォーマットをご利用いただく事で、今後はAYATORIにてOCRによる読み取り、多言語変換などの機能を実装予定としております。
②前述の機能の実装に先駆けて、縫製仕様書の統一フォーマットを作成し、各事業会社様への無償提供
国内SPA企業様・商社様・縫製工場様、その他アパレル業界関係者にアンケートやヒアリングをさせていただき、製品縫製に必要な情報を簡潔に網羅した仕様書を作成いたしました。
◾️製品仕様書のダウンロード(Excelファイル)
ダウンロードURL: https://forms.gle/kb5VbiMzHykFm8SQ9
※リンク先のフォームに必要事項を入力の上、ダウンロード下さい。

<今後の取り組みについて>
AYATORIに関しては、現在トライアルを含め20社程の活用企業様からの頂いた声など、そのノウハウを活かして、年内には様々な新機能を追加したうえで”生産マネジメント”というドメインを中心に様々な領域とミックスさせながら機能を拡大していきます。
オフラインの取組みに関しては、今後もファッションという軸を持ちながら様々な勉強会やセミナーを開催し、テックをもっと身近に、ムダな時間を減らし、お客様のことを考える時間を増やすお手伝いをしてまいります。